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賊首
「賊首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賊首の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「撥陵遠征隊」より 著者:服部之総
水《できすい》して死する者|的数《てきすう》を知らず。故にあえて枚陳せず。ただ二
賊首をもって東門に斬懸し、もって賊衆を威す!」とある。二
賊首はすぐさま京城に送ら....
「三国志」より 著者:吉川英治
、総攻撃に出て、一挙に賊軍を潰滅させ、降人を収めること十五万、辻に梟くるところの
賊首何千、さらに、張角を埋けた墳をあばいてその首級を洛陽へ上せ、 (戦果かくの如....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、江田、綿打、世良田などの隊もぞくぞく彼を慕って来て、そして総力六、七千騎、 「
賊首尊氏に見参!」 とばかり渚で待った。 それに対して、海上の大船団は、生田....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
で猛威をふるった藤原|純友の根拠地は、伊予沖の日振島であったという。――「南海ノ
賊首、藤原純友、船千余艘ヲモツテ、朝貢ノ官船ヲ剽掠シ、海路一切通ゼズ」などという....