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「賊魁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

賊魁の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
らねの藤太等の賊が長者の宅を襲うと、大黒真先に打って出で打ち出の小槌《こづち》で賊魁《ぞくかい》を打ち殺す事あり。これでは大黒時に鼠や賊を制止|誅戮《ちゅうりく....
三国志」より 著者:吉川英治
馳け集まった御林軍の勇兵百余人が、車を顛覆えして、董卓を中からひきずり出し、 「賊魁ッ」 「この大奸」 「うぬっ」 「天罰」 「思い知れや」 無数の戟は、彼の....
黒田如水」より 著者:吉川英治
いうことである。 そうした官兵衛なので、もう二十二歳前後には近郷の沢蔵坊という賊魁を討ったり、佐用郡の真島一族を討伐したり、ともあれ姫山の総領が、家の子をひき....