賛者[語句情報] »
賛者
「賛者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賛者の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
は、当時彼から離れていて、彼を忘れてるかのようだった。それでクリストフは、敵と賞
賛者との手中にあった。その賞
賛者どもも、争って彼に害ばかり与えていた。クリストフ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
った。一人の知名な画家が同伴していた。この画家は音楽好きで、同じくクリストフの賞
賛者だった。彼らはクリストフに、彼の作品の顕著な成功を知らした。ヨーロッパの至る....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
夫の悪疾を看護して何十年一日の如し云々とて称賛したるもの多し。先生の如きも必ず称
賛者の一人たるは疑を容れず。左れば悪疾の妻は会釈なく離縁しながら、夫に悪疾あれば....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
にて夙《つと》に日本美術の大著を出版したるルイ・ゴンスはけだし泰西における北斎称
賛者中の第一人者なり。ゴンスは北斎を以《もっ》て日本画家中の最大なるものとするの....