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「賞典〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

賞典の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ば、その重任を負うの栄誉と、これに伴う満足とは、これ陛下が臣に賜うところの無二の賞典なり。臣|豈《あ》に敢えて他に求むるところあらんや。(下略) しかるに翌....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
絶えず多数の人が交代せしめられていた。右の砲台の出来上った事については、幕府から賞典があって、藩主に対しては特に少将に進められ、家格等も特別の扱いを受くる事にな....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
しい癖があって大層犬が好きなんです。強い恐ろしい大きな犬を献上に来た者には沢山な賞典をやるものですから、遠いところからわざわざ犬を撰択して法王に献上するという次....
旗岡巡査」より 著者:吉川英治
る旗岡巡査を励まして、 「もし吾輩ら二人の手で、犯人をあげたら、足下にも、十分の賞典があるように、屯所へ報告するからな」 と鞭撻した。 「はあ、はあ」 服従....