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賞状
「賞状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賞状の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
それは」 「何だか己も忘れてしまった」 「よっぽど古いものね」 証書のうちには
賞状も二、三枚|交《まじ》っていた。昇《のぼ》り竜と降《くだ》り竜で丸い輪廓《り....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
るなら、彼の泥棒行為を憎むよりも、その情熱の偉大さを証するに足る完璧な遂行作業に
賞状を与えるべきかも知れないな。宝塚には後生怖るべき大昆虫学者の卵が棲息している....
「樹氷」より 著者:三好十郎
て、ことに高原地の水田にかけちゃ、ここらきってのいい百姓になりやして、県や郡から
賞状をもらったり、しまいには国から勲章も二つばかりもらいやした。それやこれや、金....
「ワーニャ伯父さん」より 著者:神西清
アーストロフさんは毎年々々、あたらしい林を植えつけて、そのご褒美にもう、銅牌だの
賞状だのを、もらっていらっしゃいますの。古い森が根絶やしにならないように、いつも....
「三国志」より 著者:吉川英治
い」 云い渡すと、すぐ将士に渡して城外で、首を刎ねさせた。 魏延、黄忠へは、
賞状を送り、幕賓の永年には、結果を告げて、 「実に、あなたの一言は、わが軍に幸い....