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「賢良〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

賢良の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
近時政論考」より 著者:陸羯南
ははなはだしき熱心を抱かず、目的はただ政府の二、三大臣のみにて政事を執り、在野の賢良とともにせざることを不満としてこれを痛く非難するに過ぎざるがごとし。されば西....
運命」より 著者:幸田露伴
其実を知るを得ん。永楽|簒奪して功を成す、而も聡明剛毅、政を為す甚だ精、補佐また賢良多し。こゝを以て賽児の徒|忽にして跡を潜むと雖も、若し秦末漢季の如きの世に出....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
かの実の父母が実の子供を養うがごとき趣向にて、第一番に国君を聖明なるものと定め、賢良方正の士を挙げてこれを輔《たす》け、一片の私心なく半点の我欲なく、清きこと水....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
お方だが、随順姉妹となり、愛楽友となり、安慰母となり、随意|婢使となり……これ四賢良妻なり、などと仰っしゃっている、よろしく男はこういう女人を選べといって、女性....
三国志」より 著者:吉川英治
将の張角のことは、そうよばない。張角と、その二人の弟に向ってだけは、特に、 大賢良師、張角 天公将軍、張梁 地公将軍、張宝 というように尊称していた。 ....