賤機山[語句情報] »
賤機山
「賤機山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
賤機山の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雛がたり」より 著者:泉鏡花
れを、おかしなものの異名だなぞと思われては困る。確かに、豆粉をまぶした餅である。
賤機山、浅間を吹降す風の強い、寒い日で。寂しい屋敷町を抜けたり、大川の堤防を伝っ....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
て、しかも濁らず、蒼く飜って竜の躍るがごとく、茂の下を流るるさえあるに、大空から
賤機山の蔭がさすので、橋を渡る時、夫人は洋傘をすぼめた。 と見ると黒髪に変りは....