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質点
「質点〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
質点の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
元来物質の至る所均等な分布を意味する。カントの宇宙開闢論もやはり、宇宙はその始め
質点の完全に均等な渾沌的分布であったということから出発している。この原始状態はま....
「ルクレチウスと科学」より 著者:寺田寅彦
もしろい考え方である。十九世紀物理学の力学的自然観は、すべての現象を空間における
質点の運動によって記載しようとした。そのために空間座標三つと時間座標一つと、この....
「詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
ど酷似している。芸術に於ける二つの極地も、決して外見のようではなく、実には同じ本
質点で、互に共通しているのである。そしてこの共通点は、共にこれ等の芸術が成立して....