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贅する
「贅する〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
贅するの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「滝田哲太郎氏」より 著者:芥川竜之介
て僕のあき盲を嗤っていた。 滝田君が日本の文芸に貢献する所の多かったことは僕の
贅するのを待たないであろう。しかし当代の文士を挙げて滝田君の世話になったと言うな....
「巷の声」より 著者:永井荷風
小川顕道が塵塚談の如きは、今猶好事家必読の書目中に数えられている。是亦わたくしの
贅するに及ばぬことであろう。 昭和二年十一月記....