贈主[語句情報] » 贈主

「贈主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

贈主の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
爆薬の花籠」より 著者:海野十三
とう? だれからかしら」 房枝は、大花環と聞いて、目をみはった。 「さあ、その贈主のことだが『一婦人より』としてあるだけで、名前はない」 「一婦人より、ですっ....
伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
、都を出た日、遠く来た旅を思わせる。 すべて旧藩侯の庭園だ、と言うにつけても、贈主なる貴公子の面影さえ浮ぶ、伯爵の鸚鵡を何としょう。 霊廟の土の瘧を落し、秘....
世界漫遊」より 著者:ダビットヤーコプ・ユリウス
はない。好きな人にでなくては靡かない。そしてきのう貰った高価の装飾品をでも、その贈主がきょう金に困ると云えば、平気で戻してくれる。もしその困る人が一晩の間に急に....