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贋者
「贋者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
贋者の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
った。 二人の、別府司令官。 同じ服装の、同じ顔の、司令官。 どっちかが、
贋者であろうと思われる。 二人の司令官の、相違した点は、湯河原中佐の案内した司....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
昨年七月の爆弾事件で死んだという説を盛んに言いふらしているぜ。今居るヒットラーは
贋者だというんだ」 私はいった。 「それが真偽いずれにしても、興味ある報道です....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
なければならない羽目になりました。 「何をなさるとは知れたこと……実際、こういう
贋者は俳優の風上にはおけぬ代物《しろもの》、若い者にばかり任せてはおけぬ、年はと....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
「離縁? はてな、変なことで。どういう理由からでございましょう?」
「偽り者だ!
贋者だ! 憎い敵方の一味だと申して!」
「とするとやっぱり幕府方の犬かな」しかし....
「「プラーゲ旋風」の話」より 著者:山下博章
五日の其の紙上に、プラーゲはパリの著作権聯盟(カルテル)の真正の代理人に非ずして
贋者なりとの趣旨の記事を掲載して、楽壇人の著作権侵害を声援し且つ煽動した。 プ....