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「赤い広場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤い広場の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道標」より 著者:宮本百合子
瀬川が云ったとおり、ほんとにホテルから、じきだった。トゥウェルスカヤの大通りを、赤い広場と反対の左の方へ少しのぼって、ひろい十字路を右へ入ると、いくらも行かない....
モスクワ印象記」より 著者:宮本百合子
ンヌイ・モスト》の方から或は猟人《アホートスイ》リヤードの方から、クレムリンの|赤い広場《クラースナヤ・プローシチャジ》へ出る。 広場の雪は平らに遠く凍ってい....
子供・子供・子供のモスクワ」より 著者:宮本百合子
ら祝いをふりまきつつ分列する飛行機のうなりがモスクワ市をみたした。 夜一時近く赤い広場は煌々たるイルミネーションと人出だ。朝から夕方までおびただしい人間の足の....
インターナショナルとともに」より 著者:宮本百合子
ある。 赤い滝のように旗でかざられた正面の大石段の上に立って見渡すと、デモは今赤い広場に向って、動き出そうとしているところである。空では数台の飛行機が分列式を....
ロシアの過去を物語る革命博物館を観る」より 著者:宮本百合子
した連中だ。が、一揆的な反抗は成功しないで捕われ、モスクワへ連れて来られた上今も赤い広場にある首切台で、処刑された。 室が、一つ一つ進むにつれ、だんだん面白い....
勝利したプロレタリアのメーデー」より 著者:宮本百合子
の威勢を悦んで、昼頃は太陽が照り出したぜ。」 去年のメーデー! 自分はモスクワ赤い広場近くの大通り近くに住んでいた。 目をさますと、今朝は往来が何とも云えず....
ドン・バス炭坑区の「労働宮」」より 著者:宮本百合子
としている。ゴルロフカ炭坑区「労働宮」のラジオ拡声機をとおしてこの日モスクワの「赤い広場」から叫ばれるスターリンの激励演説とそれに応える数百万の勤労者の歓呼の声....
ジイドとそのソヴェト旅行記」より 著者:宮本百合子
U・R・S・Sへ赴いた。ジイドが到着した翌日ゴーリキイの生涯は終った。ジイドは、赤い広場で行われたゴーリキイの感動的な葬儀に参加し、衷心からソヴェトの大衆に向っ....
メーデーに歌う」より 著者:宮本百合子
、モスクワの街々は、かえって深閑としている。あらゆる人群は、モスクワの中央部へ、赤い広場へと注ぎこまれて、すこし離れた街筋は、人気ない五月の空に、街頭ラジオが溢....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
無産者よ、結せよ!」 第十一日。 After all ――莫斯科の心臓は「|赤い広場」にあるといえよう。歴史と風雨で色のついた大クレムリンの石垣にそって、通....
プロレタリア美術展を観る」より 著者:宮本百合子
休みの公園」の広場に飾られてるような大骨板張の大労働者像、一九三〇年のメーデーに赤い広場に飾られた大群像、または示威運動の張りものみたいな非写実的な、応用美術の....