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赤ちゃん
「赤ちゃん〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
赤ちゃんの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
。人の損害は、前の防空壕に一方より圧力がかかって壕がくずれ、上からは土砂が落ち、
赤ちゃん一名圧死。 道路をつきぬけて破裂した敵弾は、径十センチばかりの水道鉄管....
「地球盗難」より 著者:海野十三
をかけたものがあった。 「ああ、お美代ちゃんだネ。よく来てくれたねえ。おや、その
赤ちゃんはどうしたの」 「ホホホ。これはうちの赤ン坊なのよ。あたしの妹ですわ。お....
「海底都市」より 著者:海野十三
客さまは、ずいぶん頭がどうかしているんですね。ここが海底にある町だということは、
赤ちゃんでも知っていることですよ。一体お客さまはどこからこの町へ来たんですか。海....
「ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
ポーデル先生。大宇宙が二十億年の年齢をとっているものなら、大宇宙が生れたばかりの
赤ちゃんのときと、今とは、どうちがっていますの」 「さあ、そのことですよ。では、....
「爆薬の花籠」より 著者:海野十三
には、大勢の家族がにぎやかに暮している。なにやら、うまそうに煮えている匂もする。
赤ちゃんが泣いている。よぼよぼしたお婆さんが、杖をつきながら露地の奥からあらわれ....
「のろのろ砲弾の驚異」より 著者:海野十三
がいないが、両親がわからないから、日本人だか中国人だか分らないといっている」 「
赤ちゃんのときは、何語を話していたのかね」 「それは広東語だ。もっとも、博士がま....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
員のベルガー夫人ね。さっきころんだ拍子に床の上にお産をしてしまったよ。飛び出した
赤ちゃんは脳震盪を起すし、夫人は出血が停らなくて大さわぎだったよ」 魚戸は、同....
「神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
ったらどうです。怪我や病気は誰もする。……その怪我にも、病気にも障りがなくって、
赤ちゃんが、御免なさいよ、ま、出来たとする。昔から偉人には奇蹟が携わる、日を見て....
「ひこうかばん」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
、このうえなくりっぱな広間と絵のある雪の山だといいました。それから、かわいらしい
赤ちゃんをもってくるこうのとりのことを話しました。 そう、どれもなかなかおもし....
「阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
「女……呉媽……このチビごけ」と阿Qは思った。 「うちの若奥さんは八月になると、
赤ちゃんが生れるの」 「女……」と阿Qは想った。 阿Qは煙管を置いて立上った。....
「新学期行進曲」より 著者:海野十三
生 (おどろき)ええっ、な、な、なにごとか起ったというのか。 給仕 先生のお宅で
赤ちゃんが生れそうですって。 生徒一同、うわーっと喚声をあげ机を叩き床を踏みなら....
「おっぱい」より 著者:小川未明
赤ちゃんが、おかあさんの おっぱいを すぱすぱと のんで いました。そばで みて....
「お母さんのお乳」より 著者:小川未明
赤ちゃんは、お母さんのお乳にすがりついて、うまそうに、のんでいました。 それを....
「ある夜の星たちの話」より 著者:小川未明
、お母さんは、この夜中に起きて、火鉢で牛乳のびんをあたためています。そして、もう
赤ちゃんがかれこれ、お乳をほしがる時分だと思っています。」 「二人の子供はどんな....
「海からきた使い」より 著者:小川未明
母さんが病気なもんですから、乳をたくさん飲ませることができないのです。なるたけ、
赤ちゃんを眠らせるために、こうして、いつまでも外に立って、唄をうたっているのです....