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「赤出し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤出しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夫婦善哉」より 著者:織田作之助
はそわそわと店を早仕舞いして、二ツ井戸の市場の中にある屋台店でかやく飯とおこぜの赤出しを食い、烏貝《からすがい》の酢味噌で酒を飲み、六十五銭の勘定払って安いもん....
わが町」より 著者:織田作之助
と、そわそわと早仕舞いして、二ツ井戸の市場の中にある屋台店で、かやく飯とおこぜの赤出しを食べ、鳥貝の酢味噌で酒をのみ、六十五銭の勘定を払って、安いもんやなあと、....
若鮎の気品を食う」より 著者:北大路魯山人
味である。 金串の極小に刺して、塩焼きにするのはふつうのことで、これを生のまま赤出しに入れて、若鮎の味噌汁をつくる。温室の蓼を添えてもよし、皮山椒をひと粒入れ....