赤外線写真[語句情報] » 赤外線写真

「赤外線写真〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤外線写真の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
リエンガン一タイ。コウドウニ、チユウイアレ。エム一三」 (例の事件につき、至急、赤外線写真撮影を頼む。撮影範囲は、聖橋より水道橋に至る外濠沿岸一帯。行動に注意あ....
赤外線男」より 著者:海野十三
誰も知っている。一方、赤よりも波長の長い光線があって、これを赤外線と呼んでいる。赤外線写真というのが発達して軍事を助けているが、山の頂上から向うの峠を目懸けて写....
闖入者」より 著者:大阪圭吉
晴渡った日の暮近い午後のことである。この辺りにはついぞ見かけぬ三人の若い男女が、赤外線写真のような裾野道をいくつかの荷物を提げながら辿り辿りやって来た。見るから....
」より 著者:海野十三
、この福の神に告白して、その御機嫌を損ずる気は毛頭なかったのである。 「あれは、赤外線写真でもって、活動写真を撮るためなんですよ」 「へえ活動ですか。……何の活....
流線間諜」より 著者:海野十三
。どうしてこんな写真を撮すことが出来たのです」 「そんなことは訳はない。空中から赤外線写真を撮ればいいのだ。わが領土内にいてもこれ位のことは見えるのだ」 帆村....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
のである。なぜなら本当はどんな常識語でも、普通の感光板では判らぬにしても、云わば赤外線写真の感光板にあてて見れば、チャンと一定した夫々にユニックな意味表象を持っ....