赤提灯[語句情報] » 赤提灯

「赤提灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤提灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
土曜夫人」より 著者:織田作之助
の怪しげなしもた家の前だった。門燈の色が医院の門燈のように赤かった。 「なんだ、赤提灯か」 温泉場などでは、怪しい女のいる家には目印の赤い門燈がついていて、赤....
死の快走船」より 著者:大阪圭吉
種の商品受領証と云ったようなものですね。欧文です。で、文中商品の項に青提灯とか、赤提灯とかしてありますが、勿論これは真珠を指し示しているのです。そして、この下の....
暴風雨に終わった一日」より 著者:松本泰
なると新道は急に人足が繁《しげ》くなって、顔を真っ白に塗った若い女たちが射的屋の赤提灯《あかぢょうちん》の下などにちらちら動いていた。薬師の縁日のときは新道の出....