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赤松円心
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赤松円心の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
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「私本太平記」より 著者:吉川英治
、雲表にあらわしたものといっていい。 はやくも、それにこたえて。 播磨では、
赤松円心に、二心の準備がみえ、備前の児島党、松田党などもまた、いつでも、呼応の姿....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ばから消えていた忍ノ大蔵がどこからかもどって来て。 「赤松勢だそうですよ。播磨の
赤松円心が、六波羅軍にやぶれて、山崎へ退き、再度、洛内へ攻め入る支度であんなに気....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
と、高氏の胸は、さまざま、忙しそうであった。 「うちあわせのため、山崎に在る
赤松円心の許へつかわした今川、仁木の両名は、すでに帰っておるのに、直義はまだもど....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ない。……すぐ三位ノ局|廉子もこれを聞くやいなおそばへ来ていた。 また、同日。
赤松円心|父子四人が、勢五百騎で、奉迎のお供にと、福厳寺へ参向してきた。折しもの....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
り、同夜、八幡方面まで進出した。 そして、翌九日、 「山崎の口も、細川|定禅、
赤松円心らの手勢が、かち取ってござりまする」 との伝令をうけたとき、尊氏は口に....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
に、そのほうがいぶかられていた。 すでに三月である。 先発の先鋒軍は、とうに
赤松円心や足利の与党がいる播磨地方へついているころだ。――にもかかわらず、尊氏討....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ねて、一人の将は、まっ先に堂内へ入って行った。高ノ豊前守(師久)らしい。つづいて
赤松円心や細川定禅らの家来もわらわらッと争ッて内へ飛び上がった。 「…………」 ....