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赤茄子
「赤茄子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
赤茄子の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不思議な島」より 著者:芥川竜之介
けれどもその山は見上げる限り、一面に野菜に蔽《おお》われている。玉菜《たまな》、
赤茄子《あかなす》、葱《ねぎ》、玉葱《たまねぎ》、大根《だいこん》、蕪《かぶ》、....
「創作家の態度」より 著者:夏目漱石
せるのが便利になります。例えば※《かき》を見た事のない西洋人に※を説明するよりも
赤茄子《あかなす》のようだと話す方が早解りがするようなものであります。もちろんこ....
「話の種」より 著者:寺田寅彦
れている。 (明治四十年十一月十六日『東京朝日新聞』) 三十九
赤茄子の伝来 洋食に用いるトマトの来歴を調べた人の説によると、この植物は十六世....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
り》人は我邦の蕎麦の如くに好んで食す。西洋料理には種々に使うものなり。マカロニと
赤茄子《あかなす》とを共に料理すれば味よし。西洋には
赤茄子をマカロニの附物という....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
》に焼くと崩れますから焼き方が随分面倒です。上等のコロッケには先日お習いになった
赤茄子《あかなす》ソースの上等をかけます」広海子爵「そんなコロッケはとても料理屋....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
を煮る時|菓物《くだもの》一斤に砂糖一斤といいますのは双方とも百二十目の事です。
赤茄子《あかなす》とか無花果《いちじく》とか酸味の寡《すくな》い菓物は菓物一斤に....