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「赤軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恐しき通夜」より 著者:海野十三
なって、横須賀軍港へ引移ることに決定した。多分、その日の夜に入ると、北上してきた赤軍は、勢いに乗じて、大挙土佐湾の夜襲戦を展開することだろうと、想像された。その....
」より 著者:海野十三
五体が満足に揃った嬰児を生むであろうか。それとも……。 第五話 ロボット蠅赤軍の陣営では、軍団長イワノウィッチが本営から帰ってくると、司令部の広間へ、急遽....
道標」より 著者:宮本百合子
のカチーフを並べて売っているもの。門のまわりはこみあっていて、裾長の大外套をきた赤軍の兵士だの、鞣外套のいそがしそうな男女、腕に籠を下げて、ゆっくりと何時間でも....
ソヴェトの芝居」より 著者:宮本百合子
をもって建てられている。だから各劇場は毎日、全座席の中の一定数を必ず各職業組合と赤軍(劇場の種類によっては学生)のために、呈供している。半額と無料の切符を出して....
ソヴェト文壇の現状」より 著者:宮本百合子
。モスクワ目抜の大通りに、七階の美しい大建築がある。郵電省だ。通用門には、付剣の赤軍兵士が平和に立番している。オートバイや小型自動車にのった郵便収集人が勢よく出....
五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
家だ。イワノフは同伴者作家として、まだ新鮮な力のあった時分「装甲列車」を書いた。赤軍も、農民とは切りはなせない。なぜなら、赤軍は労働者農民の武力なのだから。しか....
ドン・バス炭坑区の「労働宮」」より 著者:宮本百合子
ングラードの鋳鉄工場にバリケードを築き銃を執ってプロレタリア解放のために闘い、後赤軍にいたことのある闘士である。 夕方七時頃、われわれは再び「訪問者の家」を出....
作品のテーマと人生のテーマ」より 著者:宮本百合子
も近づいた時期があった。国内戦時代のことで、そのような悪童的な放浪の道はたまたま赤軍の装甲列車にぶつかり、そこで汽鑵《かま》たき助手などやることがあったりした。....
デスデモーナのハンカチーフ」より 著者:宮本百合子
え一層の畏怖となってゆくところも、考えさせる。 『テアトロ』という雑誌にソヴェト赤軍劇場が、シェクスピアの「じゃじゃ馬馴し」を上演することが書かれている。この場....
今にわれらも」より 著者:宮本百合子
働けない者がある時は(老人、病人等)それは集団農場全体が責任をもって養う。 一、赤軍に入営した後の家族の世話も集団農場がする。 一、仕事の割当によって賃銀を払わ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ルは大分外蒙古に近いのだろう。 併し日本軍部即ち関東軍側に云わせれば、武装した赤軍が、ソ満国境を越えて満州国領土に侵入したことは、枚挙に遑のない程頻繁だという....
社会時評」より 著者:戸坂潤
ルは大分外蒙古に近いのだろう。 併し日本軍部即ち関東軍側に云わせれば、武装した赤軍が、ソ満国境を越えて満州国領土に侵入することは、枚挙に遑のない程頻繁だという....
ヴェルダン」より 著者:野上豊一郎
いっていた。 今一つ似たような話を私たちはエスパーニャでも聞いた。最近の内乱で赤軍と白軍と対立して諸所で戦った。私たちはブルゴスからマドリィへ行く途中で、車を....
政治の論理と人間の論理」より 著者:三木清
評も、単なる感想にとどまらざるを得ない。 この事件によってソヴェート政権および赤軍が脆弱《ぜいじゃく》になったとは考えられないであろう。もちろん、かような事件....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
島の密林の上を、数百台の爆撃機が飛んでいる。 また、シベリヤには、三十万以上の赤軍《せきぐん》が集って、満洲の国境を、機械化兵団が、とりかこんでいる。アムール....