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赤道無風帯
「赤道無風帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
赤道無風帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「風野又三郎」より 著者:宮沢賢治
もあった、その島の近くに僕は行ったねえ、行くたって仲々容易じゃないや、あすこらは
赤道無風帯ってお前たちが云うんだろう。僕たちはめったに歩けやしない。それでも無風....
「宝島」より 著者:佐々木直次郎
って立っていた。 一時間たった。 「畜生め!」と船長が言った。「こいつあどうも
赤道無風帯みたいに退屈だな。グレー、口笛を吹いて風を呼んでくれ。(註六六)」 ....
「「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
るこの大渦流水域を称して、「海の水の漏れる穴」とはよくぞ呼んだりだ。 そこは、
赤道無風帯のなかでいちばん湿熱がひどいという、いわゆる「|熱霧の環」のなかにある....