赭面[語句情報] »
赭面
「赭面〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
赭面の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「天守物語」より 著者:泉鏡花
れる笑)いや、さすがは姫路お天守の、富姫御前の禿たち、変化心備わって、奥州第一の
赭面に、びくともせぬは我折れ申す。――さて、更めて内方へ、ものも、案内を頼みまし....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
り合っている二人の前へ、またもや立ち現われたのは、よれよれの白麻の服を着た長大|
赭面《あからがお》の壮漢。黄色い厚紙を二人の鼻の先へ突きつけ、のぼせあがってども....