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起上り小法師
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起上り小法師の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海異記」より 著者:泉鏡花
が、可愛らしさは四辺にこぼれた、畳も、縁も、手遊、玩弄物。 犬張子が横に寝て、
起上り小法師のころりと坐った、縁台に、はりもの板を斜めにして、添乳の衣紋も繕わず....
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
椿や、文箱をお預り。――衆も御苦労であった。 一同敬う。=でんでん太鼓に笙の笛、
起上り小法師に風車==と唄うを聞きつつ、左右に分れて、おいおいに一同入る。陰火全....