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起承転結
「起承転結〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
起承転結の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「思い出す事など」より 著者:夏目漱石
る事もあり、たまには自《みずか》ら進む事もあって、ふと十七字を並べて見たりまたは
起承転結《きしょうてんけつ》の四句ぐらい組み合せないとも限らないけれどもいつもど....
「備忘録」より 著者:寺田寅彦
ンフォニーを思い出す。 実際この線香花火の一本の燃え方には、「序破急」があり「
起承転結」があり、詩があり音楽がある。 ところが近代になってはやり出した電気花....
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
うと思われる。 元来この四楽章構成は決して偶然なものではなくて、ちょうど漢詩の
起承転結などにも現われまた戯曲にも小説にも用いられる必然的な構成法であって特に連....
「映画芸術」より 著者:寺田寅彦
じことが映画の律動的編成についても言われるのである。そうして序破急と言いあるいは
起承転結と称する東洋的モンタージュ手法がことごとく映画編集の律動的原理の中にその....
「ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
読んで行くうちに、僕はもっとさまざまのことを考えさせられました。この四つの世界は
起承転結の配列によって、みごとに効果をあげているようですが、僕を少しぞっとさせる....