起直る[語句情報] » 起直る

「起直る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

起直るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
沼夫人」より 著者:泉鏡花
ほど体が怠い。夜が明けたら、主人の一診を煩わそうまでは心着いたが、先刻より、今は起直る力がない。 特に我慢のならぬのは、呼吸苦しいので、はあはあ耳に響いて、気....
六号室」より 著者:瀬沼夏葉
、ああ到底居堪らぬ、こんな風で一|生!』 彼はどっかり坐った、横になったがまた起直る。そうして袖で額に流れる冷汗を拭いたが顔中焼魚の腥※い臭がして来た。彼はま....