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起電
「起電〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
起電の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人造人間戦車の機密」より 著者:海野十三
1 魔都上海に、夏が来た。 だが、金博士は、汗もかかないで、しきりに大きな手押式の
起電機を廻している。室内の寒暖計は、今ちょうど十三度を指している。ばかに涼しい室....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
an《マン》 の頭にまだ Wo《ウー》 がついていない中性温度的存在で、熱電率も
起電力もゼロだから、まわりに迷惑をかけることはないが、こういう人の悪い見物の前で....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
段々と衰弱して来たので翌一八三九年には、秋まで研究を止めて休養し、その後に電池の
起電力に発表した。 元来、電池の
起電力について、相異なれる二つの金属の接触によ....
「指導者としての寺田先生」より 著者:中谷宇吉郎
習所へ実験の指導に行っておられた頃の話であるが、その実験室にあったありふれた感応
起電機を廻《まわ》してパチパチ長い火花を飛ばせながら、いわゆる稲妻形に折れ曲《ま....