起電機[語句情報] » 起電機

「起電機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

起電機の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人造人間戦車の機密」より 著者:海野十三
1 魔都上海に、夏が来た。 だが、金博士は、汗もかかないで、しきりに大きな手押式の起電機を廻している。室内の寒暖計は、今ちょうど十三度を指している。ばかに涼しい室....
指導者としての寺田先生」より 著者:中谷宇吉郎
習所へ実験の指導に行っておられた頃の話であるが、その実験室にあったありふれた感応起電機を廻《まわ》してパチパチ長い火花を飛ばせながら、いわゆる稲妻形に折れ曲《ま....