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「超弩級〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

超弩級の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
工場細胞」より 著者:小林多喜二
門の橋梁の下をくゞって、運河を出たり入ったりする。――「H・S工場」はその一角に超弩級艦のような灰色の図体を据えていた。それは全く軍艦を思わせた。罐は製品倉庫か....
戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
告一つで、深夜海底を蹴って浮びあがる潜航艇もある。当時初めて現われた鋼鉄の怪物、超弩級《ちょうどきゅう》タンク「マアク九号」も、その圧倒的な体躯《たいく》と銃火....
謡曲黒白談」より 著者:夢野久作
にギャフンと参いって、それなり生唾を飲み込んで我慢するところであるが、併し慢性の超弩級大天狗になるとこれ位の逆撃は然して痛痒を感じない。却てこれを怪しからぬとい....
魔像」より 著者:林不忘
れないが、二人はズッと東京駅で降りて、ちょうど夜のことで、眼前《まえ》にドッカリ超弩級《ちょうどきゅう》に灯が入ったようにうずくまっているのが丸ビル……これとい....