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越の雪
「越の雪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
越の雪の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
、そよそよと風が身に染みる、小宮山は広袖を借りて手足を伸ばし、打縦いでお茶菓子の
越の雪、否、広袖だの、秋風だの、
越の雪だのと、お愛想までが薄ら寒い谷川の音ももの....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
はそれが解らぬから、青森からは東京に林檎を出して失敗し、山形の「乃し梅」越後の「
越の雪」岡山の「きびだんご」等々、地方の名物で、東京に販売所を出して失敗しないも....
「大正女流俳句の近代的特色」より 著者:杉田久女
い扉を押しあけて外へ出た刹那の感じを巧みにとらえている。(ヘ)は東京の丸善から北
越の雪深い町へ或日とどいた荷物が、土間に雪をはらい落して配達されたと云う瞬間の光....