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「趣致〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

趣致の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
むる、なかなかに風情の深きものである。 吾れ人の家の夏は、青簾かけそめて初めて趣致を添え、涼意自ら襟懐を滌ぐばかり。然れば五月の夜々の縁日には、早くも青簾売る....
草木塔」より 著者:種田山頭火
る、その花をさらに愛する。私はここに移ってきてから、ながいこと忘れていた茶の花の趣致に心をひかれた。 捨てられるともなく捨てられている茶の木は『佗びつくしたる....