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足が重い
「足が重い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
足が重いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「坑夫」より 著者:夏目漱石
て、自分と摺々《すれすれ》くらいになって食っついてくる。 自分は腹が重いのと、
足が重いのとの両方で、口を利《き》くのが厭《いや》になった。長蔵さんも橋を渡って....
「塩花」より 著者:豊島与志雄
ーの木の手摺によりかかって、ゆっくり話していたが、その時、一歩ふみだそうとして、
足が重いのを感じた。それを無理にふみだすと、ねっとりした重さが伝わった。足先を返....
「環礁」より 著者:中島敦
たようなけだるさに、一歩一歩重い足を引摺《ひきず》るようにして、私は歩いて行く。
足が重いのは、一週間ばかり寝付いたデング熱がまだ治り切らないせいでもある。疲れる....
「秘密の相似」より 著者:小酒井不木
を書くことに同意してくれました。実は、両親は御仲人様のところへ出かけるのに、頗る
足が重いらしいので御座います。 不思議な御縁もこれで一旦の夢となってしまいまし....