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足揃え
「足揃え〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
足揃えの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伸子」より 著者:宮本百合子
君」 「はあ、どうぞお通り下さい」 女中は、伸子を観察しながら、スリッパアを二
足揃えた。佃は、案内を待たず、どんどん自分で中庭をまわった廊下を進んだ。 「まあ....
「春心」より 著者:田中貢太郎
な赤い舌を出していた。 「くそ」 広巳の眼は脱沓の方へ往った。そこに庭下駄が一
足揃えて置いてあった。広巳はそれを見ると脱沓の方へ往って、その下駄の片方を執るな....