足長蜘蛛[語句情報] » 足長蜘蛛

「足長蜘蛛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

足長蜘蛛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
小浅間」より 著者:寺田寅彦
人間の知恵のために骨折り働いているのである。 ろうそくをはい上がって行く一匹の足長蜘蛛がある。意外な人間の訪客に驚いているであろう。おそらく経験のない蝋のなめ....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
な動物を持っていて、すみずみでそれを熱心に観察する。臙脂虫《えんじむし》、油虫、足長蜘蛛《あしながぐも》、二つの角のある尾を曲げて人をおびやかす黒い昆虫《こんち....
螽蟖の記」より 著者:室生犀星
いるのや這うているのや数えきれないくらい沢山に住んでいる。瓜蠅、つゆ虫、ばった、足長蜘蛛、蚋、蚊とんぼ、尺蠖、金亀子、羽蟻、蟷螂、それ等の虫がそれぞれ枝と葉の宮....