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「跖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

跖の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
いう、お咳などには大妙薬である、斯る結構な物を毒とは何ういう理由だ尤も其の時に盜という大盗賊が手下に話すに、是れは好いものが出来た、戸の枢に塗る時は音がせずに....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
で、彼はつゆ草の其れに優した美しい碧色を知らぬ。つゆ草、又の名はつき草、螢草、鴨草なぞ云って、草姿は見るに足らず、唯二弁より成る花は、全き花と云うよりも、いた....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を修めたそうだ(『法苑珠林』九四)。 こんな詰まらぬ法螺談《ほらばなし》も、盗《とうせき》は飴《あめ》を以て鑰《かぎ》を開くの例で、随分有益な参考になるとい....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
視《じゃまし》される。 孔子《こうし》の言《い》えることまたは為せることは、盗《とうせき》より見れば、はなはだ邪魔になったに相違ない。 キリストが無遠慮に....
三国志」より 著者:吉川英治
人間です」 「ああ、そうでしたか」 孔明は感嘆して、 「むかしにも、柳下恵と盗のような兄弟があったが、今の世にも、あなたのようなお方がいたか。天子に奏して、....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
いうのも、恐らくはその鈴の音に基づいた言葉であろう。 自分などは子供の時に、鴨草即ち「つゆくさ」を、蛍草ともギイスグサとも呼んでいた。ギイスはきりぎりす、螽....
釜沢行」より 著者:木暮理太郎
で、雪を掻いて地面を改めたりなどした。膝から下は既に感覚を失って、埋れ木に向脛やなどを払われたり打ち付けたりしても少しも痛さを感じない。甲武信岳の頂上に着いた....