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跟随
「跟随〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
……」
私は新らしい編上靴を穿いた足首と、膝頭を固ばらせつつ、若林博士の背後に
跟随いて、鶏頭の咲いた廊下を引返して行った。そうして元の七号室に帰るのかと思って....
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
「フーン。そんな魚が居るかな」 「居るか居らんか、私も呆れました。鯨の新婚旅行に
跟随て行く馬鹿者が私一人じゃないのです。ちょうど大きな鮫のような恰好で、鯨の若夫....
「平凡」より 著者:二葉亭四迷
芸者狂いをするのじゃない、四方に奔走して、自由民権の大義を唱《とな》えて、探偵に
跟随《つけ》られて、動《やや》もすれば腰縄で暗い冷たい監獄へ送られても、屈しない....