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跡を守る
「跡を守る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
跡を守るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
けれども、まだ関山月という曲を知らない。 五十 不破の古関の
跡を守る関守に、心憎いのがあって、人の知らざる曲を吹く。吹いて酣《たけな》わなる....
「可能性の文学」より 著者:織田作之助
受け、それは無理からぬことであったが、しかし、上林暁の書いている身辺小説がただ定
跡を守るばかりで、手のない時に端の歩を突くなげきもなく、まして、近代小説の端の歩....