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踏み所
「踏み所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
って去った。
間もなく一松斎は、起ち上った。
秘義伝授と聴いて胸おどり、足の
踏み所を知らぬ雪之丞――強いて、心を静めて、跡につく。
最早、夜稽古が始まる時....
「岡本一平論」より 著者:岡本かの子
氏の掃除にはなりますが、書籍や、作りかけの仕事などが、雑然混然として居て一寸足の
踏み所も無い様です。一隅には、座蒲団を何枚も折りかさねた側に香立てを据えた座禅場....