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踏ん
「踏ん〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
踏んの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「偸盗」より 著者:芥川竜之介
に払った太刀《たち》をあびて、恐ろしい叫び声を出しながら、焼け火箸《ひばし》でも
踏んだように、勢いよくとび上がると、そのまま、向こうの顔へしがみついて、二人いっ....
「鼻」より 著者:芥川竜之介
を踏まれるので、痛いよりもかえって気もちのいいくらいだったのである。
しばらく
踏んでいると、やがて、粟粒《あわつぶ》のようなものが、鼻へ出来はじめた。云わば毛....
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
たな》い歌や詩を作ったのは皆、恋がさせた業《わざ》じゃ。思えば狐《きつね》の塚を
踏んで、物に狂うたのも同然じゃな。」と、まるで御自分を嘲るように、洒落《しゃらく....
「じゅりあの・吉助」より 著者:芥川竜之介
ずこへ赴いたぞ。」
吉助「されば稀有《けう》な事でござる。折から荒れ狂うた浪を
踏んで、いず方へか姿を隠し申した。」
奉行「この期《ご》に及んで、空事《そらご....
「彼 第二」より 著者:芥川竜之介
た。僕等は腕を組んだまま、二十五の昔と同じように大股《おおまた》にアスファルトを
踏んで行った。二十五の昔と同じように――しかし僕はもう今ではどこまでも歩こうとは....
「或敵打の話」より 著者:芥川竜之介
寛文《かんぶん》九年の秋、一行は落ちかかる雁《かり》と共に、始めて江戸の土を
踏んだ。江戸は諸国の老若貴賤《ろうにゃくきせん》が集まっている所だけに、敵の手が....
「袈裟と盛遠」より 著者:芥川竜之介
上
夜、盛遠《もりとお》が築土《ついじ》の外で、月魄《つきしろ》を眺めながら、落葉《おちば》を
踏んで物思いに耽っている。
その独白
「もう月の出だな。いつもは月....
「松江印象記」より 著者:芥川竜之介
めている。しかし東京ないし大阪のごとくになるということは、必ずしもこれらの都市が
踏んだと同一な発達の径路によるということではない。否むしろ先達《せんだつ》たる大....
「おぎん」より 著者:芥川竜之介
《あと》は啜《すす》り泣きに沈んでしまった。すると今度はじょあんなおすみも、足に
踏んだ薪《たきぎ》の上へ、ほろほろ涙を落し出した。これからはらいそへはいろうとす....
「大川の水」より 著者:芥川竜之介
しく、動いている自分の心をも、ちょうど、長旅に出た巡礼が、ようやくまた故郷の土を
踏んだ時のような、さびしい、自由な、なつかしさに、とかしてくれる。大川の水があっ....
「蜃気楼」より 著者:芥川竜之介
の音を後《うしろ》に広い砂浜を引き返すことにした。僕等の足は砂の外にも時々海艸を
踏んだりした。
「ここいらにもいろんなものがあるんだろうなあ。」
「もう一度マッ....
「白」より 著者:芥川竜之介
いるわ。ほんとうに図々《ずうずう》しい野良犬《のらいぬ》ね。」などと、地だんだを
踏んでいるのです。坊ちゃんも、――坊ちゃんは小径《こみち》の砂利《じゃり》を拾う....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
すが》ろうとした。けれども一足《ひとあし》出すが早いか、熱鉄《ねってつ》か何かを
踏んだようにたちまちまた後ろへ飛びすさった。夫は破れたズボンの下に毛だらけの馬の....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
いることを除けば。……しかし年かさらしい女生徒の一人は僕の側を通る時に誰かの足を
踏んだと見え、「御免なさいまし」と声をかけた。彼女だけは彼等よりもませているだけ....
「近藤浩一路氏」より 著者:芥川竜之介
近藤浩一路氏 芥川龍之介 近藤君は漫画家として有名であった。今は正道を
踏んだ日本画家としても有名である。 が、これは偶然ではない。漫画には落想の滑稽....