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蹌踉ける
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
よ。」と半纏の襟を扱きながら、お蔦が襖から、すっと出て、英吉の肩へ手を載せると、
蹌踉けるように振向く処を、入違いに床の間を背負って、花を庇って膝をついて、 「厭....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
事場の方へ寄せるんでしょう、私あ向うへ抜けようとするんでしょう。 突当るやら、
蹌踉けるやら、目も口も開かねえんで、何でえ! 田舎ものが神田の祭にはぐれやしめえ....