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身が入る
「身が入る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身が入るの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
とが混り合っていて、なかなかどうして治めにくいところがあるよ。」 「だいぶお話に
身が入るようですね。」 と言いながら、おまんは軽く笑って、次ぎの間から茶道具を....
「伸子」より 著者:宮本百合子
た短い記録のようなものが巖なんかに刻まれたものばかりですが――」 伸子は、話に
身が入るにつれ、飾りっけなく、率直に口を利くようになった。 「字がだんだん複雑に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て、あとは以前にも増して静かな夜に返りました。 そうして二人の銭勘定にいっそう
身が入るものですから、その銭の音だけがザラリザラリと深夜の畳の上を我物顔に走るの....