身が持たない[語句情報] »
身が持たない
「身が持たない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身が持たないの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「退歩主義者」より 著者:坂口安吾
形に異形なところはないのだが、因果なことに、並の健康人の三人前ぐらい食わなければ
身が持たないという時世に向かない胃袋の持主である。当年二十五歳。そこで彼の職業は....
「かもじの美術家」より 著者:神西清
まんじりともしないで、まるで石みたいにコチコチになって臥ているなんてさ。それじゃ
身が持たないよ――お泣き、思いっきり泣いて泣いて、泣きつくしておしまい。」 と....