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身に付け
「身に付け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身に付けの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「世界怪談名作集」より 著者:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ
彼に近づいて来て、朗かな声で呼びかけた。 「ラザルスよ。」 美しい着物や宝石を
身に付けたラザルスは、その荘厳な夕日を浴びた深刻な顔をあげた。真っ赤な夕日の光り....
「赤い蝋燭と人魚」より 著者:小川未明
に不思議な話がありました。この絵を描いた蝋燭を山の上のお宮にあげてその燃えさしを
身に付けて、海に出ると、どんな大暴風雨の日でも決して船が顛覆したり溺れて死ぬよう....
「恩讐の彼方に」より 著者:菊池寛
い気持はしなかった。それにもかかわらず、お弓は自分の同性が無残にも殺されて、その
身に付けた下衣《したぎ》までが、殺戮者《さつりくしゃ》に対する貢物として、自分の....
「島原心中」より 著者:菊池寛
、嘖まれた上にも嘖まれた彼女は――息が絶えると同時に、物自体のように取り扱われ、
身に付けていた最後の粉飾物を、生前彼女を苦しめ抜いた楼主に奪われなければならぬか....
「戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
の外交郵便夫が通過する。この外交郵便夫というのは、郵送できない外交上の重要物件を
身に付けてもっていく。まあ、早飛脚《はやびきゃく》みたいなもので、どこの国でも、....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
かに、心で心へ訊き返されるほど圓朝は、今少し前とは別人のごとく、深沈としたものを
身に付けてきていたのだった――。 だが――誰もが食べていかれないとしたときお前....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ク※に出て一緒にくらした様子です。 チェホフは、クニッペルのいい素質と、同時に
身に付けている所謂女優らしさをはっきり見ていて、大向うの喝采や、新聞の批評や、花....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
して見てそのために婦人は法律上の知識、経済上の能力、科学的な物の見方というものを
身に付けなければならないということを熱心に説いていることである。明治二十九年に制....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
忠義に凝った呉青秀は、この切々の情を見聞して流石に惻※の玉、水晶の管なぞの数点を
身に付けて、生命からがら山林に紛れ込んだが、それから追捕を避けつつ千辛万苦する事....
「幽霊と推進機」より 著者:夢野久作
し相当の身なりをしていたし、領事の名刺や手紙などを、旅行免状と一所に、チャント肌
身に付けていたので、然るべき身分の者と思われたらしく、何もかも大切に……蘇蘭製の....