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身の後
「身の後〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身の後の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少女地獄」より 著者:夢野久作
短時間|拝眉《はいび》の栄を得ましたもので、貴兄と御同様に九州帝国大学、耳鼻科出
身の後輩であります。昨、昭和八年の六月初旬から、当横浜市の宮崎町に、臼杵《うすき....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
一行は幼いとき甚だ貧窮であって、隣家の王という老婆から常に救われていた。彼は立
身の後もその恩を忘れず、なにか王婆に酬いたいと思っていると、あるとき王婆の息子が....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
だけでも救い止めたい決心を致しまして、小生の所持金の全部を妻に与え、残余を以て一
身の後始末を致し、万事を貴下に御依頼申上ぐる決意を固めまして、やっと只今その決心....
「火の扉」より 著者:岸田国士
で任官は五年もおそく、そのうえ一方が大佐になつた時、まだ少佐でいた、この同連隊出
身の後輩を、康子は時にはいくぶん軽く扱うようなふしもあるにはあつたが、いわゆる羽....