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「身の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

身のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或敵打の話」より 著者:芥川竜之介
敵でもあった。が、それよりも先にこの三年間、彼に幾多の艱難を嘗《な》めさせた彼自身の怨敵《おんてき》であった。――甚太夫はそう思うと、日頃沈着な彼にも似合わず、....
「お時儀」より 著者:芥川竜之介
。――お嬢さんも彼に会釈《えしゃく》をした! やっと停車場の外へ出た彼は彼自身の愚《ぐ》に憤りを感じた。なぜまたお時儀などをしてしまったのであろう? あのお....
「或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
た。あとに残っているのは、一切の誤解に対する反感と、その誤解を予想しなかった彼自身の愚に対する反感とが、うすら寒く影をひろげているばかりである。彼の復讐の挙も、....
「お律と子等と」より 著者:芥川竜之介
《しろたび》を脱いだ。洋一はその足袋を見ると、丸髷《まるまげ》に結《ゆ》った姉の身のまわりに、まだ往来の雨のしぶきが、感ぜられるような心もちがした。 「やっぱり....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
た。それは医学を超越《ちょうえつ》する自然の神秘を力説したのである。つまり博士自身の信用の代りに医学の信用を抛棄《ほうき》したのである。 けれども当人の半三郎....
「運」より 著者:芥川竜之介
くろに死別《しにわか》れた後で、それこそ日々《にちにち》の暮しにも差支えるような身の上でございましたから、そう云う願《がん》をかけたのも、満更《まんざら》無理は....
「魚河岸」より 著者:芥川竜之介
へ持って行った。その猪口が空《から》になると、客は隙《す》かさず露柴の猪口へ客自身の罎の酒をついだ。それから側目《はため》には可笑《おか》しいほど、露柴の機嫌《....
「アグニの神」より 著者:芥川竜之介
見てから、一時は往来に立ったなり、夜明けを待とうかとも思いました。が、お嬢さんの身の上を思うと、どうしてもじっとしてはいられません。そこでとうとう盗人のように、....
「狂女」より 著者:秋田滋
た。まったく手がつけられない。で、この女はしょッちゅう寝かしっきりにされていて、身のまわりのこととか、化粧の世話とか、敷蒲団を裏返すような時でもなければ、誰も彼....
「墓」より 著者:秋田滋
の裁きを受けることになった。検事は、かつてベルトランという一軍曹によって犯された身の毛のよだつような行為を傍聴人の念頭にまざまざと想い起させて、頻りにその感情を....
「ある自殺者の手記」より 著者:秋田滋
見た。そして、すべてはそれで終りなのだ、それで何もかもが終りなのだ! しかも私の身のまわりには誰ひとりいない! 私の拳銃はそこに、テーブルの上にのっている、―....
「良夜」より 著者:饗庭篁村
この橋上月をながめ涼みを取るもあながち往来の邪魔にはなるまじ」とやり返せば、「御身の様子何となく疑わしく、もし投身の覚悟にやと告ぐる者ありしゆえ職務上かく問うな....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
って、日曜には一緒に教会に行き、夕方また王立協会へ帰って来た。 ファラデーの真身の父は、ファラデーがリボーの所に奉公している中に死んだが、母はファラデーと別居....
「スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
とおおわれており、そのために、この橋のあたりは昼でもほの暗かったが、夜になると、身の毛のよだつような暗闇となった。ここが、首なし騎士の好んであらわれたところで、....
「親ごころ」より 著者:秋田滋
、溝のふちにしょんぼり肩を並べて坐って、黙々とそれを食べていた。 夫婦の悲しい身の上ばなしを聞かされた旅籠屋の亭主が、ある日、二人にこんなことを云った。 「俺....