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身を持ち崩す
「身を持ち崩す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身を持ち崩すの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「狼疾記」より 著者:中島敦
にしたり、自分に向って自己弁護をしたりすることの方がよほどおかしいのだ。女や酒に
身を持ち崩す男があるように、形而上的|貪慾《どんよく》のために身を亡ぼす男もあろ....
「自由人」より 著者:豊島与志雄
「不良趣味。」と千重子が言った。 「また、ばかなことを言う。不良というものはね、
身を持ち崩すことを言うんだ。道徳的な行いをするにしても、不道徳な行いをするにして....
「春水と三馬」より 著者:桑木厳翼
喧嘩口論する二人の手代の仲裁を依頼する商人、流行らぬ医者や貧に苦しむ坊主、大酒に
身を持ち崩す儒者などに赤本を題材として適切な教訓を与える。それで全体としては教訓....