» 身命を賭

「身命を賭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

身命を賭の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
人を笑い得ず、予が報国の微衷もて永々《ながなが》紀州のこの田舎で非常の不便を忍び身命を賭して生物調査を為《な》し、十四年一日のごとく私財を蕩尽《とうじん》して遣....
仇討禁止令」より 著者:菊池寛
らば、わが高松藩は、お取り潰しになるほかはないではないか。それよりも、われわれが身命を賭して土佐兵を撃ち退け、徳川家長久の基を成せば、お家繁盛のためにもなり、御....
天災と国防」より 著者:寺田寅彦
進歩するに従って愛国心も大和魂もやはり進化すべきではないかと思う。砲煙弾雨の中に身命を賭して敵の陣営に突撃するのもたしかに貴い日本魂であるが、○国や△国よりも強....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
機械だけあります。――はあ、はあ、承知いたしました。なお細心の注意をおこたらず、身命を賭して、エンジンをおあずかりいたします。どうか御安心ください」 これを聞....
流線間諜」より 著者:海野十三
そはこの暗号の奥に秘められている大秘密でもあり、また敵の密偵長「右足のない梟」が身命を賭して達成しようとしている大使命でなければならない! さるにても、「ボゴ....
草迷宮」より 著者:泉鏡花
の絶えた空屋を求めて便った処を、唯今眠りおる少年の、身にも命にも替うる願あって、身命を賭物にして、推して草叢に足痕を留めた以来、とかく人出入騒々しく、かたがた妨....
計略二重戦」より 著者:甲賀三郎
探偵であると睨まれていた強か者でした。少佐は心のうちで、「これは強敵だぞ。だが、身命を賭してかかれば何事かならざんやだ」と云ったのでした。 皆さんは敵方の間諜....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、主流には兄の仇であり、傍流にはかりそめの道連れの女の人であります。 前の者は身命を賭《と》して、探さんとする目的ではあるが、後の者はどうでもいいのである。 ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
大して来ました。兵が勇敢となり、威力が加わって来てみると、悍然《かんぜん》として身命を賭《と》して外敵に当るものの風采が、颯爽《さっそう》として、勇ましく見える....
怪奇人造島」より 著者:寺島柾史
、一番弱っているのは、老博士だ。博士は、漂流中に真先にまいってしまったが、僕は、身命を賭して、老博士の身を護っているので、きょうまで生きて来たのである。 「山路....
南国太平記」より 著者:直木三十五
れ入ります。いろいろの御高説、何れ程、勉強になりましたか判りませぬ。お説に従い、身命を賭して、努力仕ります」 幕命を受けて、海軍のこと、造船のこと、国防のこと....
天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
辺までしか届きはせぬと言うまでよ。第一、筑波の諸氏もことの成否を問わず志のために身命を賭してとの話だったが、それは表看板、まさか十が十成らぬと思って取りかかる馬....
道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
はならぬ。これが為には彼は決して善良の人とはならぬ。そしてこれを排除せんが為に、身命を賭して事に当った和気清麻呂らが、どうして不忠の臣となるであろう。 道鏡排....
斬られの仙太」より 著者:三好十郎
の辺までしか届きはせぬというまでよ。第一、筑波の諸氏も事の成否を問わず志のために身命を賭してとの話だったが、それは表看板、まさか十が十成らぬと思って取りかかる馬....
大岡越前」より 著者:吉川英治
。父上、違法になりますぞ」 「なってもいい。そちも、奉行所与力として、今度の事に身命を賭しているなら、わしも越前守様の個人の知己として、こよいは一身を賭して参っ....