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身様
「身様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身様の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
に懸り候ままかくは急飛脚をもって一筆呈上仕り候。少長どのに仕負けられては、独り御
身様の不覚のみにてはこれなく、歌舞伎の濫觴《らんしょう》たる京歌舞伎の名折れにも....
「仇討三態」より 著者:菊池寛
くいった。 「何を仰せらるるのじゃ。一旦、敵を持った者に幸せな者がござろうか。御
身様などは、まだいい。御
身様は、物心ついた七歳の時から四十七歳の今日まで、人間の....
「藤十郎の恋」より 著者:菊池寛
、都の中はただこの噂ばかりじゃげにござります。傾城買の所作は日本無双と云われた御
身様じゃが、道ならぬ恋のいきかたは、又格別の御思案がござりましょうなハハハハ」と....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
へ向って、次のような質問をした。 「――実は、伜の新蔵からも、沢庵どのからも、お
身様の人間は、よう承って、その上、お迎え申したことじゃが、失礼ながら、今の御修行....