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身首
「身首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
身首の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
がないからあり合せの乾いた茅葉で自ら頸を刎《は》ねると利剣で断《き》り割くごとく
身首処を異にし、王聞きて哀感しまた死んだと出づ。いわゆる茅《かや》の葉は多分梵名....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ふじゅ》。朕汝が望を許さん。 暴君の一令、秋霜烈日の如し。白刃一閃、絶世の高士
身首その処を異にした。 パピニアーヌスは実にローマ法律家の巨擘《きょはく》であ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
るでもない。明日は、この穴の中へ、自分の素首《そっくび》が斬り落されて、文字通り
身首ところを異にする運命をまざまざと見せつけられながら、米友は何も言わない。 ....