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車匿
「車匿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
レの大工の子は、四十日の断食しかしなかったようである。
又
悉達多は
車匿《しゃのく》に馬轡《ばひ》を執《と》らせ、潜《ひそ》かに王城を後ろにした。が....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
きのうの夢 ※ 蒼白い月が南国の夜を照らしていた。城門を忍び出た仏陀と
車匿とは、その時ふと顔を見合わせた。地上に凍《い》てついた二人の影と、低くしずか....