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「軍事同盟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軍事同盟の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
わたしたちには選ぶ権利がある」より 著者:宮本百合子
者たち、軍備の廃止のために協力するどころか、すでにおそるべき結果を生み出している軍事同盟政策に熱中して、西ドイツに、もとのヒットラーの突撃隊員をふくむ師団をつく....
講和問題について」より 著者:宮本百合子
いだ朝日新聞が講和問題についてアンケートを集めたとき「単独講和でいいから、そして軍事同盟の条件がついてもよいから早いほどよい」と答えたのはおもに実業家でした。学....
私の信条」より 著者:宮本百合子
合併し、三九年(十四年)三月には、チェコとスロヴァキアとを合併した。五月末に独伊軍事同盟が結ばれ、三ヵ月のちの八月には独ソ不可侵条約を締結した。ヒトラーの政府は....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
。スターリン議長にたいし、出来るだけの説明をしましょう」 「いや、ぜひわれわれの軍事同盟をつくりあげねばなりません。ねえ、お互にユダヤ人の血をひいている兄弟では....
浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
もってアジアにのぞんでいるのが岸内閣の外交政策であります。それは昨年末とくに日米軍事同盟の性格を有する日米安保条約の改定と強化をし、更に将来はNEATOの体制の....
三国志」より 著者:吉川英治
を一手に寄せて、追々と勢威を加え、また、謀士|賈※を参謀とし、荊州の太守|劉表と軍事同盟をむすんで、宛城を根拠としていた。 「捨ておけまい」 曹操は、進んで討....
三国志」より 著者:吉川英治
腹背を攻めれば、曹操がいかに中原に覇を負うとも、破るるは必定でありましょう」と、軍事同盟の緊要を力説し、天下を二分して、長く両家の繁栄と泰平を計るべき絶好な時機....
三国志」より 著者:吉川英治
あなたはどう考えているのですか。あなたの弟|諸葛亮は、玄徳のむねをうけて、呉との軍事同盟をはかり、共に曹操に当らんという使命をもって来ておる由だが」 「それ故に....
三国志」より 著者:吉川英治
成るべしと、すぐさま呉の代表を送って、曹操に書簡を呈し、魏呉不可侵条約、ならびに軍事同盟の締結をいそいだ。 呉の外交官の一行が、入府したとき、曹操は歯医者を招....
三国志」より 著者:吉川英治
ときもし魏の命に従わなければ魏は万鼓して呉を攻め、併せてわが蜀には好条件を掲げて軍事同盟を促してくるにきまっている。――長江の水は下るに速し、かりに蜀軍の水陸軍....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
両国の間に未だ完全な一致を見ていないようである。日本が国防の共同というのに中国は軍事同盟、経済一体化に対して経済提携と言うているし、日本が国防の共同、経済の一体....