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「軍事郵便〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

軍事郵便の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田舎教師」より 著者:田山花袋
と聞くと、 「え、この間金州から絵葉書が来ました」 と和尚さんは机の上から軍事郵便と赤い判の押してある一枚の絵ハガキを取って示した。それには同じく従軍した....
くちなし」より 著者:宮本百合子
暫く音信が絶えていたところ、先日不意に航空郵便が来た。白い角封筒で、航空便として軍事郵便である。何かあった。直覚的にそう思われた。だが、その手紙は私あてではない....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
した。自分で笑いながら、目に涙をためながら。 夕刻、お母さんお出かけのすこし前軍事郵便着。隆ちゃんです。四月二十六日出。無事○○に上陸、直に宿舎に入り風呂に入....
面会」より 著者:織田作之助
面会 織田作之助 ある朝、一通の軍事郵便が届けられた。差出人はSという私の旧友からで、その手紙を見て、はじめて私....